技は「易より難へ」
	段階的に身につけていきます。
	からだに負担を掛けるだけの稽古はもうやめましょう。
■「易より難へ」
	技のコツは、対人稽古を通じてきっかけを掴み、
	自身の感覚と身体操作を一致させることで身につけることができます。
	
	
	わたしたち沖縄空手道小林流小林舘協会 神奈川支部は、
	メンバー同志が、対人稽古を通じてお互いに教えあい、刺激しあい、
	その相互作用でさらに技術を向上させる、
	そのような場でありたいと考えています。
	
	
	稽古では、武術で求められる基礎力、身体操作の習得を重視します。
	そして、その身体操作により紡ぎだされる技で、
	自分よりも体格、筋力に恵まれている相手を凌駕することを目指しています。
	
	技は「易より難へ」
	段階的に身につけていきます。
	
	突きの場合だと、、、
	
	【第1段階】
	
	まず、基本的な身体操作を身につけます。
	これにより、からだを効率よく使う感覚を身につけます。
	筋力を鍛えるわけではないので、数分で突きの威力がアップする方も多いです。
	短時間で、突きの威力がぐんぐんアップするので、「俺ってすごいかも!」と実感できます(体験入門でやってもらうのがこれです)。
	
	
	さらに、何度もしっかりチェックを繰り返すことで、
	身体操作がどんどん繊細になり、威力がぐんぐん上がっていきます。
	
	この身体操作が体に馴染みはじめると、いろいろなところを意識できるようになります。
	そして、より繊細な感覚が身に付き、それに応じて威力が上がります。
	
	そして、その動作が馴染み始めると、
	さらに繊細な、、、
	
	ということを繰り返し、威力がぐんぐんアップしていきます。
	
	
	
	【第2段階】
	
	第1段階の身体操作を何度もやっていると、
	自分はどういうイメージでやればいいのか、どこに力を入れればいいのか、
	ということが実感としてわかりはじめます。
	
	そこを集中的に鍛えるのが第2段階です。
	繊細な身体操作をするために必要な鍛錬をします。
	いわゆる筋トレではなく、ナイハンチ立ちなどの基本姿勢で下半身と背筋群を鍛えます。
	ちょっとしたからだの使い方、力の使い方で、威力に大きな差がでるので、
	間違った方向を覚えてしまわないように、基本姿勢のチェックもシビアになります。
	
	威力を高めようとすればするほど、下半身と背筋群を使うので姿勢がよくなります。
	
	
	また、人によっては、これまでに言われたことがある内容がより理解できたりします。
	「あの先生がこう言っていたのは、このことだったのか!」
	「あの表現は、このことを言っていたのか!」
	「あの表現、ちょっと違うけど、あえて言葉にすると、あの表現になるなぁ」
	といったコメントがでたりします。
	
	
	
	【第3段階】
	
	第2段階で身に付けた突きに、重心移動で生みだされる力を上乗せします。
	これにより、さらに速くて重い突きをだせるようになります。
	
	動きながらなので、姿勢が崩れたり、力が分散したりしやすくなります。
	そうならないように、どの瞬間に、どこを意識すれば力が分散しないかという感覚を身に付けます。
	
	それらの注意点を、移動基本を繰り返すことで、からだに染み込ませていきます。
	動作と感覚とイメージを一致させる必要があるので、より高度な身体操作と繊細な重心移動が身に付きます。
	短い距離で威力のある突きが出せるようになるのもこの段階です。
	
	
	
	【第4段階】
	
	ここまでの段階で身につけた速くて重い突きを、
	どうやって捌き、どうやって反撃するか、
	
	そして、どうやれば捌かれにくく、反撃しやすいかを
	約束組手で身につけます。
	
	この反撃には、各種取手が含まれます。
	相手の反応に合わせて自分も変化したり、
	相手の反応を利用するといった柔軟性も養われます。
	
	この段階になると習熟度の差がはっきりでます。
	同じ技をやっていても、スピードや威力が違ってきます。
	
	細かい注意点を忠実に守れているかが、この段階で顕著にあらわれます。
	
	対人稽古なので、相手に効いているかどうかがはっきりわかります。
	自分は強いと思っている方法が、相手に通用するかしないかを確認しながら、
	自分の体の使い方、感覚、イメージを再確認・修正していきます。
	
	
	
	【第5段階】
	
	この段階では、からだを練っていきます。
	第4段階で気づいた注意点をからだに染み込ませようと、1人で反復練習することが増えてきます。
	つまりこれまでに気づいた注意点を型や移動基本にフィードバックしていきます。
	
	型や移動基本の稽古が増えていくため、自分の感覚と向き合う機会が増えます。
	それにより、さらに感覚が鋭くなり、新たな気づきが増えていきます。
	
	それを、約束組手で試し、間合い、タイミング、威力を確認し、
	型や移動基本にフィードバックするというのを繰り返します。
	
	自分の技の精度を高めるために、相手への要求も高くなっていきます。
	
	つまり、自分の技術レベルを上げるために、相手に一生懸命教えます。
	
	これが、わたしたちが丁寧に技術を説明する最大の理由です。
	メンバー同志が、対人稽古を通じてお互いに教えあい、刺激しあい、
	その相互作用でさらに技術が向上します。
	
	
	
	
	
	この【第1段階】~【第5段階】を何度も繰り返し、
	着実に技を身に付けていきます。
	
	
	そして突きだけでなく、受け、投げ、関節、締め、武器、
	すべての稽古において、このような段階に沿って稽古します。
	
	もちろん、厳密に、この段階に沿って稽古するということではなく、
	上記を基本にしつつ各人の成長にあわせて、柔軟に稽古内容を選択します。
	
	
	
	
■効果絶大な稽古方法
	それでは、
	どうやってこれらを身に付けていくのか。
	他流経験者が驚くほどの短期間で効果がでている方法です。
	
	
	動作をチェックするときには、
	さまざまな部位を”同時に”チェックする必要があります。
	
	特に初期の段階では、
	1人に対して、複数人掛かりでチェックをすることが多いです。
	
	同時に複数部位をチェックされるので、
	各部位の関連も掴みやすくなります。
	つまりからだの内部操作の感覚も掴みやすくなります。
	
	
	例えば、
	1人があなたの後ろに立ち、動き出すタイミングや動き出す感覚を伝えます。
	場合によっては、肩や腰を掴んで押し出したり、
	肘を掴んで、受けの軌道を誘導したりします。
	
	同時に別のメンバーが、あなたを突きながら、
	受け流せているかとか、そのときの受けの強さは大丈夫かといった点をチェックします。
	
	さらに別なメンバーが、あなたが入り身するときの足の位置や姿勢は大丈夫かとか、
	迎撃する準備ができているかなどをチェックします。
	
	
	もちろん、すぐにはできないかもしれませんが、できたときの感覚はしっかりと残ります。
	あとは、その感覚を再現することを目指して稽古します。
	
	チェックしている側が、できていないと感じたら、
	感覚をつかめるまで、何度も何度もこのようなチェックを繰り返します。
	
	
	これが、短期間でメンバーの多くが並外れた成長をしている秘密です。
	
	
	
■もっとも重要なことは、、、
もっとも重要なことは、、、
	あなたが技を身に付けるということです。
	
	いますぐ無料体験入門に参加して、
	この稽古方法が、本当に効果があるかご自身で体験し、確かめてください。
	
	
	体験入門のご連絡は、こちらから。
	
	または、oirano.tyonmage■■gmail.com (■■を@に変えてください)宛に、
	お名前、年齢、性別、都道府県、武術歴、体験希望日をご連絡ください。
	
	体験入門では、こんなことをやってもらいます。
	
	
	
	稽古日と場所は、「今月の稽古日」でご確認ください。
	
 
	
	その他、お問い合わせはこちらから。
	
	
	
	
	
	稽古の雰囲気は、
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	毎週、稽古内容やちょっとした技術解説などをアップしています。
	稽古生や体験者の書き込みや、海外からの書き込みも・・・
	
	
	
	

 松村宗棍の弟子・糸洲安恒より首里手を学んだ知花朝信先生が、
	昭和7年、他の流派と区別をつける必要から命名した流派。
	松村宗棍の弟子・糸洲安恒より首里手を学んだ知花朝信先生が、
	昭和7年、他の流派と区別をつける必要から命名した流派。